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歯のアンチエイジング通信

第4回 唾液

こんにちは。第4回アンチエイジング通信は、主任衛生士 佐々木がお送り致します。

私の出身校でもある鶴見大学の歯学部付属病院では、2005年7月に歯科大学では初めて、“アンチエイジング専門外来”を設置したそうです。
それだけ、お口の健康と若さを保ちたいと願う方が増えているのでしょう。

加齢現象にも様々ありますが、その中でも今回は「唾液」の関わりについてお話しようと思います。

唾液は、唾液腺から口腔内に分泌される液で、水、電解質、多種の酵素からなります。
正常では、1日約 1l(リットル)~1.5l分泌されます。

働きとしては。リゾチーム、ラクトフェリンなどによる殺菌、抗菌作用、重炭酸塩やリン酸塩による緩衝作用、犬などの汗腺を持たない動物では、体温調節の役割を担っています。又、食物を湿らせることにより粉砕しやすく、飲み込みやすくします。

唾液の量や質の異常は様々な不快症状を生じ、生活の質(QOL)を著しく低下させてしまいます。
唾液に含まれる成長因子や抗菌物質には、健康を司る成分を多く含み、アンチエイジング(抗加齢)にはとても重要です。

良質な唾液を多く分泌させる為には、よく咬む事が大事です。
又、咬むことにより満腹中枢が刺激され、ダイエットにも繋がります。
おいしく食べ、健康的に痩せる為にも、いい歯を保ちましょう。

 

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